【徹底比較】遠赤外線ヒーターの選び方|電気代・安全性・おすすめ機種まで完全解説

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冬の寒さ対策に欠かせない暖房器具の一つ、遠赤外線ヒーターですね!
しかし、種類が多く、どれを選べば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、遠赤外線ヒーターの選び方から電気代、安全性、おすすめ機種まで、徹底的に比較解説します。
この記事を読むことで、あなたに最適な一台を見つけるヒントになればうれしいです!

遠赤外線ヒーターとは?

遠赤外線ヒーターは、遠赤外線を利用して体を暖める暖房器具です。
遠赤外線は、物質に吸収されやすく、体の芯からじんわりと暖める効果があります。

ぼんぼん
ぼんぼん

遠赤外線ってよく聞くけど、実際どんなものなの?

マルオ先生
マルオ先生

遠赤外線でも色々な種類があるから説明するニャ!

遠赤外線の仕組み

遠赤外線は、電磁波の一種で、可視光線よりも波長が長く、熱エネルギーを伝達します。
この熱エネルギーが人体に吸収されることで、暖かさを感じます。

引用:CORONAコアヒート

遠赤外線ヒーターの種類

遠赤外線ヒーターには、主に以下の種類があります。

カーボンヒーター

速暖性と広範囲を暖める能力が魅力

  • 発熱体の特徴
    炭素繊維(カーボンファイバー)を発熱体として使用しています。炭素繊維は電気抵抗が比較的高く、電気を通すと発熱する性質を持っています。

  • 暖房の特徴
    • 速暖性: 電源を入れてからすぐに暖かくなるのが最大の特長です。これは、炭素繊維が非常に早く発熱するためです。
    • 広範囲照射: 熱が広範囲に広がりやすく、体の広範囲を暖めるのに適しています。
    • 遠赤外線効果: 遠赤外線を放射するため、体の芯からじんわりと暖める効果も期待できます。
  • メリット
    • 立ち上がりが早く、すぐに暖まりたいときに便利
    • 広範囲を暖めるため、リビングなど広い空間でも使用可能。

  • デメリット
    • 他の種類に比べて消費電力が高い傾向があり、電気代が高くなる可能性があります。
    • ハロゲンヒーターに比べると本体価格が高い傾向があります。

ハロゲンヒーター

手頃な価格と局所的な暖めに適している

  • 発熱体の特徴
    ハロゲンランプを発熱体として使用しています。ハロゲンランプは、白熱電球の一種で、封入されたハロゲン元素の働きにより、寿命が長く、発光効率が高いのが特徴です。
  • 暖房の特徴
    • 速暖性: カーボンヒーターほどではありませんが、比較的早く暖まります。
    • 直進性のある暖かさ: 熱が直線的に放射されるため、体の特定の部分(足元など)を暖めるのに適しています。

  • メリット
    • 本体価格が比較的安価で、手軽に購入しやすい。
    • コンパクトなものが多く、持ち運びがしやすい。

  • デメリット
    • 暖まる範囲が狭いため、部屋全体を暖めるのには不向きです。
    • カーボンヒーターに比べると、暖かさの広がりは劣ります。
    • ハロゲンランプは強い光を発するため、人によっては眩しく感じる場合があります。

セラミックヒーター

安全性とクリーンな暖房が特徴

  • 発熱体の特徴
    セラミックを発熱体として使用しています。セラミックは電気を通すと発熱する性質を持ち、安全性が高い素材です。
  • 暖房の特徴
    • 安全性: 発熱体が覆われているため、火傷のリスクが比較的低いのが特徴です。
    • クリーンな暖房: 燃焼を伴わないため、空気を汚さず、換気の必要がありません。
    • 遠赤外線効果: 遠赤外線を放射するものもありますが、機種によっては温風を出すタイプもあります。

  • メリット
    • 安全性が高く、小さなお子様やペットがいる家庭でも安心して使用できます。
    • 空気を汚さないため、クリーンな暖房を求める方に適しています。

  • デメリット
    • 速暖性は他の種類に比べて劣る場合があります。
    • 部屋全体を暖めるには時間がかかる場合があります。
    • 温風を出すタイプは、空気を乾燥させる可能性があります。

グラファイトヒーター

速暖性と遠赤外線効果の両立

  • 発熱体の特徴
    グラファイト(黒鉛)を発熱体として使用しています。グラファイトは炭素の同素体で、電気伝導性と熱伝導性に優れています。
  • 暖房の特徴
    • 速暖性: カーボンヒーターと同様に、非常に早く暖まります。
    • 高い遠赤外線効果: 遠赤外線の放射効率が高く、体の芯から暖める効果が期待できます。

私が購入したのはグラファイトヒーターになります。他のヒーターより高額でしたが、離れて座っていても体の芯から温まり大変満足しています♫

  • メリット
    • 速暖性と遠赤外線効果の両方を兼ね備えているのが最大の特長です。
    • 他の種類に比べて、暖かさを強く感じやすい傾向があります。

  • デメリット:
    • 本体価格が比較的高価な傾向があります。
    • 消費電力も比較的高くなる場合があります。

気になる電気代

  • カーボンヒーター: 約3,720円〜7,440円
  • ハロゲンヒーター: 約2,400円〜7,290円
  • セラミックヒーター: 約4,500円〜9,000円
  • グラファイトヒーター: 約2,592円〜7,776円

これらの金額は、1日8時間の使用を想定し、30日間使用した場合の概算になります。
実際の電気代は使用時間や設定温度、部屋の広さなどによって変動します。また、各ヒーターの消費電力や使用モードによっても電気代が異なるため、あくまで目安としてください。

ぼんぼん
ぼんぼん

あったかいのはいいけど、意外と電気代かかるんだね⋯

マルオ先生
マルオ先生

そうだニャ!なのでヒーターだけじゃなく、他の暖房器具と併用して上手く使っていくのをオススメするニャ♫

遠赤外線ヒーターを選ぶ際のポイント

遠赤外線ヒーターを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。

  • 暖める範囲: 使用する部屋の広さに合わせて適切な出力の機種を選びましょう。
  • 電気代: 消費電力を確認し、電気代を考慮しましょう。
  • 安全性: 安全装置の有無を確認しましょう。(転倒時自動OFF機能など)
  • 機能: タイマー機能や首振り機能など、必要な機能があるか確認しましょう。
  • メーカー: 人気メーカーの製品は、品質やアフターサービスが充実していることが多いです。(ダイキン、コロナ、シロカ、アラジンなど)

おすすめの遠赤外線ヒーター

ここでは、いくつかおすすめの遠赤外線ヒーターをご紹介します。

アラジン 遠赤グラファイトヒーター

速暖性と遠赤外線効果が高い人気機種です。

ダイキン セラムヒート

人感センサーなど、便利な機能が充実しています。

シロカ 遠赤外線ヒーター

コンパクトで使いやすい機種が多いです。

さいごに

遠赤外線ヒーターは、体の芯から暖まる快適な暖房器具です。この記事を参考に、あなたにぴったりの一台を見つけて、寒い冬を暖かく過ごしてください。

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